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*Croquis de Paris No.726 ~ 存在が与えるもの ~ *

先週と打って変わって、
今週は食べれない〜の週でして*^^*
 
というのも、
月曜日に口腔外科で下の親知らずを2本抜いた娘。
腫れるのは覚悟していたものの、
その縫った部分が当たることへの痛みから
なかなかご飯を美味しく食べることが出来ていません。
 
 ☆ 色々工夫してご飯作り ☆
 
↑絵的にアレですが・・・笑
 
じゃがいもと人参玉ねぎを柔らかく煮込んだクリームシチュー。
ブロッコリーもクタクタに。
真ん中には、ベーコンと玉ねぎとマッシュルームをニンニクで炒めて白ワインを入れて、
ミキサーにかけたところにパルメザンを加えてペースト状にしたものを乗せてみました。
(これなら、口の中で潰して食べられると好評でした)
 
 ☆ 娘が治療の間、待合室にて。☆
 
どうやったら普段食べているような素材を、
うまく噛めない状態でも食べられるようにできるのか?を考えてご飯を作る日々。
 
離乳食以来?これもまた面白い経験だなと。
ちょっと時間がかかるのは大変だけど、
おかずのことを考えすぎて、出来上がったら主食作るの忘れたっ
なんてこともありながら楽しくやってます。
 
 ☆ まさに「手当て」してくれるゴム手袋の氷枕 ☆
 
それにしても、
頬を冷やすのに頂いた氷枕?がゴム手袋なのにはウケました。
 
水ではなく、ジェル状のものを入れてくれているそうです。
こういう飾らないところが好きだなぁ。。。
 
 ☆ 週末はこの日がラストだということで ☆
 
そんな、親知らずの抜歯を控えた前日の日曜日は、
何年かぶり?に映画を見に行ってきました。
 
いつも父娘で映画を見に行っているので、
いつ以来か思い出せないほどの久しぶりのママの参加に微笑む旦那さんと娘です。
 
 ☆ 何年がぶりの映画館 ☆
 
La famille ASADA『浅田家』
先週、受験のお話をしに家に来て頂いたフランス人の
Vさんが大絶賛していたので、調べてみたらこの日が最後の週末。
 
映画館に来てみたら、
一緒にランチをしたHさんと息子さんともバッタリ!
だよね^^
 
笑いあり涙あり、Vさんのお薦め通りの素敵な映画でした。
 
 ☆ 入った瞬間にため息がこぼれます ☆
 
そして映画の後は、こちらも翌日で終わりにとなることを聞いて、
見てみたいと思っていたことをすっかり忘れていたマドレーヌ寺院へ。
 
もうね、既に空気感が伝わってきます。
 
 ☆ ただただ美しい光景 ☆
 
言葉にならないほどの喜びと感動
 
はぁぁ(←何か良い表現があれば良いのに)
 
 
思うんです。
 
理由もなしに嬉しいとか、美しいとか、
体にワーっと浸透してくるような、そうある存在の素晴らしさよ、と
 
 ☆ アーティストさんの心が伝わってきます ☆
 
色んな表現方法はあれど、圧倒的な喜びや感動を与えるもの。
 
涙が出そうになります。
 
ずっと眺めていたくなる
 
 
 ☆ みんなの喜びの顔 ☆
 
『Larmes de joie/喜びの涙』は
 
フランス人現代アーティスト、ブノワ・デュトゥールさんの作品
 
(私そのまんまやられちゃってる笑)
 
2010年以降、マドレーヌ寺院がキリスト降誕を再考するために行っている、
現代アーティストを起用した表現らしいのですが、
2022年、現代を象徴するアーティストに選ばれたのがブノワ・デュトゥールさん
 
 ☆ はぁ、なんて美しいんでしょうね ☆
 
生命を感じるクリエイション
遊び心のある作品
作品を通して人々に対話をもたらす
 
この3つのコンセプトを軸に創作されているアーティストさんなのだそうです。
最高ですね。
 
 ☆ こちら側も ☆
 
マドレーヌ寺院のテーマは
もしもイエス・キリストが21世紀の現代に降臨するとしたら、人々は何を捧げるのか?
 
このマドレーヌ寺院でブノワさんが贈り物として表現したのは
「美」と「富」と「儚さ」
 
イエス誕生の際に東方の三博士が持ってきた贈り物
金、乳香、没薬、にちなんで、
美と富と儚さをテーマに3つのカテゴリーに分け、
バラの花びらや蝶、コインやお札などを閉じ込めた100ほどの「喜びの涙」を
30メートルの天井からぶら下げたのだそうです。
 
 ☆ 出口側には素晴らしいパイプオルガン ☆
 
その内容を知らなくても、色んな垣根を超えて
ただ嬉しい、心地よい、楽しい。
 
なんて素晴らしい作品、というより出来事、なんでしょうね。
 
 
この機会を与えてもらったことに感謝です。
 
 
しみじみとしてしまいました・・・
頑張ってこー♪
 
 

A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆