*Croquis de Paris No.603 ~ 出会う ~ *
2020年10月9日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
今はもう寒くなってその数は少ないけれど、
春夏には桜や沢山の花々が咲いていて、お散歩だけでもすごく癒される
パリの東にある、セーヌ左岸の自然史博物館。
☆ 昔は娘を連れてちょくちょく来てたけど、何年ぶりだろう、懐かし過ぎ ☆
博物館といっても、広い広い敷地内に、植物園や温室、動物園や
鉱物と地質学のギャラリー(ミネラル館)、
古生物学と解剖学のギャラリー(骨の博物館)があって、
☆ 人と比べると建物の大きさは一目瞭然ですね ☆
そして今回行って来たのが、その中でもひと際大きな
「Grande Galerie de l’évolution/進化の大ギャラリー」
☆ 今日はここの入り口の前でSさんと待ち合わせ ☆
常設展では、40億年前からの生命の進化の過程が
動物の剥製などを用いてダイナミックに展示されていて、
建物自体も吹き抜けで素敵なので、昔娘を連れて何度か来た事があります。
今回はこれ、
☆ 写真はサイトよりお借りました。
https://www.mnhn.fr/fr/visitez/agenda/exposition-evenement/pierres-precieuses ☆
Sさんに誘われて(私からじゃないってところが^^)
『PIERRES PRECIEUSES/貴石展』
を見に来ました♪
☆ 珍しい原石を、愛おしく石を眺めるSさん ☆
私も展覧会をやってることは知ってたんですけどね。
昔ほど行かなくなってしまって。。。
Sさんに誘ってもらって良かった♪
そういうSさんは建築家のせいか大の石好き。
しかも整えられた宝石の方ではなくて、原石の方。
一緒にいる私の方が、Sさんの興奮ぶりを見ているだけで癒される♡
☆ なかなか上手く写真に納められなかったけど。原石と、宝石と、そしてジュエリーに仕立てられた姿と
セットで展示されているのものが多かったです。☆
しかも、この貴石展に行くついでに、
こんなのもあるよ〜って別の場所でやっている
ジャン ヴァンドーム展の告知を送っておいたら
それがまたどストライクだったらしく^^
今回も少しだけその作品が見られて、私まで大興奮☆
☆ こちらがジャン ヴァンドームさんの作品。石の価値に関係なく、作品としての石の使い方が見る人を楽しくしてくれます。☆
宝石を、稀少価値を含め、高価だとか比較的お手頃とかの、
そういう感覚が体に染み付いてしまっている私には、凄く新鮮で。
石も作品に応じて好みの形にカットされていたり、自然の形をなるべく生かしていたり。
贅沢で楽しい、素直に素敵だなぁって作品でした。
☆ どの子も、良く頑張ったなぁよくここまで育ったなぁって褒めてあげたいものばかり。☆
素材で言えば、ルビーやエメラルド、サファイアや半貴石意外にも、
木が石になったものや(素材名としては木^^)、
今回世界で初めて公開されたコンクパールなどの珍しいコレクションも見れました。
☆ あのヴァン クリーフアーペルのミステリーセッティングの動画とともに ☆
最後の部屋は、ジュエリーの制作風景のビデオや、沢山の宝石、
そして沢山のジュエリーコレクション。
☆ 娘の絵を見たばっかりだったので、この立体物はデジャヴにしか思えない。☆
↑前回の娘の手書きの絵を彷彿させる
石の結晶の形状を表した模型笑
ジュエリーの中には手描きの絵と
その絵から仕立てられたジュエリーとの展示も。
☆ スケッチした人と、仕立てた人の楽しそうな仕事ぶりが目に浮かびます。 ☆
私もスケッチとか、私のイメージから実物を仕立ててくれるひと現れないかな*^^*
(そろそろ図面に縛られずに手放そう)
石や作品が思った以上に沢山あって、
気がつけば、予約したランチの時間に差し迫ってた。
きゃぁ〜ギリギリ〜
素敵なビジュー達にふたりはすでにお腹いっぱい笑
ほんとに満足☆ごちそうさまでした〜
☆ ワープしてきましたよ♪ ☆
と、少し急ぎ足で5番線に乗ってセーヌを渡り
やってきたのはJacques Bonsergent/ジャック ボンセルジャン駅から歩いて少しの
『Les Résistants/レ レジスタン』
ここは今度は私が誘ったお店で。
先日行った、Bellanger Brasserie ベランジェ ブラッスリーの事を探していたら
こちらの記事に出会って。
「commune/PARIS CITY GUIDE」(感謝☆)
なんというのかここの記事、どれも私の心に響いたので、
Sさんを誘ってみたら、いいねいいね!ここ行こう!となったのでした♪
で、行ってみたら・・・
☆ 2階にお邪魔しました。本当は全部生産場所や名前が入ってるんですけど・・・
右上から、手前は前菜の半玉ねぎ焼きにスライスマッシュルーム、小麦と麻のクランブル乗せ。
奥はパースニップ(人参いに似たセリ科)とバジルとニンニクのスープ。
左下手前、白身魚のソテーに赤かぶ、ダルス(海藻)とラデジッシュ。左下奥、生ハム巻き人参の姿焼き。
右下手前、洋梨とノルマンディーの生クリーム、クランブル乗せ。
右下奥、ブリオッシュのフレンチトースト、塩バターキャラメルクリーム、マーマレード添え。☆
めちゃめちゃ好みだった〜♡♡♡
まず、Sさんがこのお店が違うお店だった頃に来たことがあるってなって♪
食器が所々欠けてるけど、それは私が普段好きでチェックしてるアンティークのお皿達で*^^*
パリらしいちょっとアンティークな暮らしって憧れるけど
実はお掃除する上でとか、現実的には白ベースの無機質な空間で良いわって
思ってたけど。このスペースなら、私自信もって住めるわ♡って空間だった。
☆ ずっといられる、いきなり馴染んでしまう空間でした。やばい、好きすぎる。☆
食事もかなりお手頃。
私初めてかも。
ランチを外でとったら普通ならもう晩ご飯はいらないってくらい重くなっちゃうんだけど。
野菜中心の(生産者さんと直接繋がってるお店です。素材へのこだわりがいっぱい)
ここのご飯は沢山食べても後々全然重くならなかった*^^*
ここには心地よさがある。
また来たいな〜
でも帰りはChâteau d’Eau シャトードー駅から帰ったら
なかなかな雰囲気の界隈だったんですけどね^^;
パリってほんと、ガラッと雰囲気が変わりますね。
いや、でもやっぱりまた来たいな♪
最近、また新しい出会いが増えて来ている気がします。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆