fbpx

Croquis de Paris No.684 ~ 続く、とは ~ *

ついこの間プチバカンスだったはずなのに、またバカンス?
前回はスキーバカンスで今回はイースターのバカンスらしい。
 
 
ぶらりマレ地区にでも行ってみる?と私。
行く♪と娘。
 
 ☆ サンポールの駅で下車。気持ちの良い青空 ☆
 
前回スウェーデンとアメリカから友人がやってきて
久しぶりにちらっとマレを歩いたらやっぱり楽しかったので、
ゆっくりお散歩したいと思いやってきました。
 
いいお天気*^^*
 
 ☆ この日は有名なファラフェル屋さんもお休み、なので、少し空いてたかな。☆
 
ショッピングモールで見かける定番のお店や
知らなかった小さな店舗やセレクトショップまで、
 
細い道なりに沢山並んでいて
 
ただウィンドーを眺めながら歩くだけでも楽しい地区。
 
 ☆ 絵になりすぎる男性の後ろ姿 ☆
 
昔は、デパートやこのマレ界隈をよくウィンドーショッピングして歩いていたのに
ショッピングモールが近くに出来て以来、ついつい足はそっちへ。
 
でもやっぱりこういう通りもいいですね。
 
普段見ているお店までが違う雰囲気を感じます。
 
 ☆ アイコンの狐のチョコレートも今度買ってみたい ☆
 
思わぬところで、気になってフォローしていたパティスリー
Yann Couvreur ヤン・クヴルーさんを発見。
狐のアイコンが可愛いです。
 
基本持ち帰りがメインのようだけど、路面側にカウンター席が数席もあって。
ここでお茶しようか♪
 
 ☆ Vous êtes à croquer. 君を食べたい。☆
 
娘はパリブレスト
私はメルヴェイユを注文。
 
紙コップやプレートに敷かれた用紙のデザインが素敵で。
 
チョコレートの口溶けは繊細で、味は言うまでもなく最高でした。
 
・・・最近美味しいスイーツとの巡り合い率が高いので、
お腹ぽっこりに気をつけなきゃです・・・
 
 ☆ 眩しいヨーロッパの日差しにサングラスは必須ですしね ☆
 
それにしてもアイウェアのお店の多いこと多いこと。
 
あと、驚いたのは香水を扱うお店も多いこと。
 
 ☆ コロナ禍に入って増えたとも聞きます ☆
 
全く香りのものをつけないし、意識することもなかった香水。
 
たまたま娘が調香師さんについて調べ物をしていて、
その時見せてくれた記事が、昔娘がお世話になった方のブログで
(娘は気づかず読んでいて)
 
それ以来その文章と、
自分で立ち上げられた香水ブランドや
香水にまつわる話を楽しみに読ませてもらっていて。
 
全く縁のなかったものが、急に身近になった気がしていた。
 
 ☆ お試しのつもりが ☆
 
ふと道を挟んで、カジュアルな店構えのシャネルの香水とコスメの店舗を発見。
シャネルが好きな方なら、パリに来たならもっと敷居の高そうな
他のお店に行きそうだけど、ここなら気軽に入れそう。
 
ねぇ、入ってみる?と娘と話して、
有名すぎるシャネルの5番の香りを一通り試させてもらった。
全くの興味本位で。
 
 ☆ 昔よく来ていたメルスリー(手芸屋さん)にも行ってみました ☆
 
1921年、シャネルが初代調香師のエルネスト・ボーに依頼して作られた
100年を超えて愛されるシャネルNo.5、
 
No.5シリーズのオードゥ パルファム、オー プルミエールは
3代目のジャック ポルジュのものだそう。
 
他にもオー ドゥトワレットとロー オー ドゥトワレットも
 
 ☆ ヴォージュ広場に到着 ☆
 
正直びっくりして。
 
自分には香水は全く縁のないものだと思っていたし、
ピンとくることもないと勝手に思っていたから。
 
No.5のオー プルミエール
 
懐かしさと、心地よさと、イメージが広がる香り。
わーとはしゃいだので、娘が店員さんに通訳してくれていた。
 
 ☆ 公園まわりの古い回廊 ☆
 
No.5も、その歴史に納得のいく豊かさと深さで。
私にとってはまだまだ大人な香りで(私もいい歳だけれど^^)
 
気がつけばプルミエールの一番小さなボトルをお願いしていた。
 
イランイランにネロリ(橙/だいだい)
ローズ ドゥ メ(5月のバラ)とジャスミン
そしてバニラにムスク。
バニラはそこまで得意ではないけど、全部好きなものばかり*^^*
 
香りからこんなに世界が広がるとは。
作ってくれた時代と人に感謝。世の中にこんな香りがあったんですね。
 
 ☆ ただ芝生の上に座っておしゃべりして過ごす。パリらしい風景。 ☆
 
小さな紙袋にココマドモアゼルと
No.5の小さなスプレーのサンプルも入れていただいてお店を後にした。
 
思わず素敵な経験ができたね。
 
 ☆ さぁ帰ろう ☆
 
散歩の終わりは1612年に作られた、パリ最古のヴォージュ広場。
400年以上前に作られた世界がここにある。
 
 
人ひとりの命の長さを遥かに超えて
 
続く、とは
 
 
 
 
色々感慨深いです。
 
 
 
A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆