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*Croquis de Paris No.885 ~ 石の夢想:ロジェ・カイヨワの詩と鉱物展 ~ *

前から気になっていたヴァンクリーフ・アーペルが支援する

ジュエリー芸術学校で展覧会
「Rêveries de pierres : Poésie et minéraux de Roger Caillois」
「石の夢想:ロジェ・カイヨワの詩と鉱物」を見に行って来ました。
 
 ☆ 建物の中庭、エントランス ☆
 
ロジェ・カイヨワ(Roger Caillois 1933-1978)
はフランスの文芸評論家、社会学者、哲学者。
神話、戦争、遊び、夢など、多岐にわたる研究、著作があり
 
 ☆ ロジェ・カイヨワ ☆
 
日本でも沢山の書が出ていて、
今回の展覧会のベースとなった「L’écriture des pierres」は
1975年に刊行されたものが、
近年「石が書く」というタイトルで新翻訳で刊行されているのですね。
 
 ☆ アメリカや日本、中国など、各地の石のコレクション ☆
 
理系、文系に限らず、
自然、人間、芸術、戦争、神話、そして「美」とは。
あらゆる分野について追求されたカイヨウがコレクションした
いわゆる宝石、ではない
私たち人間がインスピレーションを与えられる「石」たち
 
 ☆ いつまでも眺めていたくなるような素敵な石たちに出迎えられました ☆
 
確かにこうして見ても、
ひとつひとつ石の前に来るたびに何かの感情が、
しかもそれが石そのものの価値に限らず
見たこともない景色やなぜだかワクワクする気持ちが
体の中から湧き出で(引き出されて?)くるから不思議です。
 
 ☆ パエジナストーン、風景石と呼ばれるトスカーナの石 ☆
 
こちらはイタリアのトスカーナの風景石と呼ばれる大理石たち
 
 ☆ 古い街並みに空には雲が、私にはそんなふうに見えました ☆
 
石のひび割れや色合いから
山や川、岩、樹木、平原や広大な谷など、
ここから人はいろいろなインスピレーションを与えられますね。
 
 ☆ 波や泡のようにぷくぷくと、自然が作り出す形や色合いに違和感はありませんね。☆
 
こちらも、波や泡、夕暮れの砂漠など
 
与えられるというよりは
自分の中にあるイメージを思い起こさせてくれるのかも
 
もし砂丘や海辺を知らなかったなら、
どういうインスピレーションが湧いてくるのでしょう。
 
 ☆ 好きすぎる笑 ☆
 
この石もワクワクしました。
 
長い時間をかけて育ってきたこの子の歴史を考えると感慨深いです。
 
 ☆ 淡い色合いのコントラストが心にしっくりと馴染みます ☆
 
絵画のような石たち
 
手前の石はパウルクレーのような色合いが美しいです。
 
 ☆ お花のような華やかな水晶たち ☆
 
上の黒い子と一緒で、
水晶が外に向かって花のように育つ姿には生命力を感じます。
 
 ☆ どうやってこういうふうに育ったのでしょう。綺麗です。☆
 
こちらも素晴らしいですね。
 
自然の姿からインスピレーションをもらって
ここから絵画や物語を紡ぎださせてもらう。
 
敬意のような感情でしょうか。
 
 ☆ なんて美しい景色なんでしょう ☆
 
夕暮れの海の景色そのものの石も
 
そういうことか!と今すぐ筆を持って絵を描きたくなるから偉大です。
 
 ☆ 西洋絵画や真珠を含んだ貝殻のように見えました ☆
 
ロジェ・カイヨワはこれらの感情を
科学的に分析しながらも、
自らも作家として作品に仕立てていったのでしょうね。
 
 
25年に渡り情熱と博識をもって収集されたコレクション。
私もまた時代を超えて感じる事が出来て嬉しかったです。
 
 
 
 
A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆