*Croquis de Paris No.867 ~ チョコとモンブランと後(あと)の月と ~ *
2025年10月31日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
Mさんとトロカデロにある老舗店、carette/カレットで待ち合わせ

☆ 久しぶりにやってきてみたら、ドラマの影響もあってか観光客の方で溢れていました。☆
カレットは今から約100年前の1927年創業
パリには100年ほど前のものが普通に今も存続していますね。
とてもクラシックな雰囲気でパリらしいと思えるお店です。
人気はショコラショ(ホットチョコレート)と
トッピング用の器に盛られたシャンティ(生クリーム)の組み合わせ。
ほぼ100パーセントの確率でテーブルにありました^^
カレットに来たらまずはこれ、なのでしょうね。
ケーキが食べたい自分たちにショコラショは少し重いので
チョコレートケーキとモンブランに紅茶を合わせることに。
安定のお味。
美味しかったです♪ごちそうさまでした。

☆ 結婚を申し込んでるのかな・・・あまりに幸せそうなカップルにこちらまでハッピーに ☆
いつも会えば話が尽きない二人笑
せっかくトロカデロに来てるんだし、
トロカデロ広場からのエッフェル塔も見ておこうよ。
夕方の5時前、エッフェル塔の左にすでにお月様が出ていますね。
この後は、いつもの美術館も良いけど近所のお店を散策する?
パリジェンヌに人気のセザンヌのお店も近くにあったはず。
25 RUE DE L’ANNONCIATION、
入っていいのかな?個人宅のお庭では?と戸惑うような扉を抜けると
通りからは想像できない隠れ家的な空間が広がっていて
どのお店も素敵です。
外の通りにはクリスマスのイルミネーションの飾り付けがされていました。
早いなぁもうそんな時期なのね。
近くのメトロまで、伝えたいことが溢れる二人の会話は止まらず^^
時折私が話の最中に景色に目を取られて写真を撮っては
そしてまた歩き始める。で何の話だったっけ?と。
メトロの乗り場は階段の下。
お互い逆方向に帰る予定の駅で気がつけばまた立ち話
目の前を骸骨のメイクをした人が通り過ぎて行くのをチラリと見ながら
エッフェル塔が輝いて、18時を知らせてくれていた。
今日もありがとう!またねー
ここまで来たら私歩いて帰るよ笑
Mさんを見送って、そのまま階段を降りてビラケム橋を渡って
一人エッフェル塔を眺めながら歩いて。
陽が落ちる色合いが綺麗だったので、橋の向こう側に渡って
お月様が綺麗で調べてみたら、
この数日後が旧暦の九月十三夜「後(のち)の月」というらしい
十五夜と合わせて「二夜(ふたよ)の月」
満月よりも少し欠けているけれど、ふくらとした優しい印象の月で
栗や豆の収穫期にもあたることから「栗名月」や「豆名月」とも。
完全でないものの中に「最上の美」を見出してきた
日本の古来の人たちがこよなく愛した月なのだそう。

☆ 「さきまくりいま二夜をば満てずして くまなきものは長月の月」 藤原俊成 ☆
素敵ですね。
そうそう、この後普通に犬を散歩している
頭がチェーンソーのお兄さんにも会いました笑
そうでした、ハロウィンでしたね♪
大人しいパリのハロウィンに乾杯^^
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆









