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*Croquis de Paris No.863 ~ 私たちの貴婦人 ~ *

最近はもうすっかり寒くなりましたが、

まだ暖かかった頃、

シテ島のそばを通りがかったのでノートルダム大聖堂に寄ってみました。

 
見学が再開されたのは去年の12月。
ニュースで塔の方にも登れるようになったと聞きました。

 
 ☆ かなり完成に近づいてきました様子 ☆
 
セーヌ川沿いの歩道を歩いて
 
向こう側には昔ながらのブキニストが並んでいます。
(ブキニストは古書や絵葉書などを扱う小さな本屋さん)
 
パリの道路はすっかり整備されて
自転車で移動する人が増えて、自転車の種類も
レンタルから子供を二人乗せられるようなしっかりとしたものまで、
本当に多くなりました。
 
 ☆ 交差点の向こうに昔と変わらないノートルダム大聖堂の姿 ☆
 
交差点の向こうには復活したノートルダム大聖堂。
 
2019年4月の火災から6年が経ったのですね。
オリンピックには間に合いませんでしたが、
本当によくここまで戻ってきてくれました。
 
 ☆ Pont au double オー・ドゥブル橋。まだみんな半袖ですね〜 ☆
 
当時どう改修するかがかなり議論されていたのを覚えています。
 
結果、強度や現在の防災のことも考慮しながら
ほぼ当時の素材や建築方法を再現する形で進められたそうです。
 
この4月にはマクロン大統領から、ノートルダム大聖堂の修復に携わった
約100人の職人と関係者に勲章が贈られました。
 
 ☆ 鉛の屋根の下はシャルパントと呼ばれる木製の骨組みで中世の大工さんたちが用いた方法で再現されています。☆
 
それにしても、
パリにいて思うのはこの修復技術の高さと美意識でしょうか。
そしてこの違和感のなさ。
 
あの焼け落ちたはずの尖塔や屋根が、
まるで当時からあったかのように仕上げられていますね。
すでにちょっと年季さえ感じます。
 
 ☆ ノートルダム、その名の通り美しい存在です。☆
 
火災を免れた正面の塔
 
ノートルダム、Notre Dame
「私たちの貴婦人」
 
その都市の中心的聖堂をこう呼ぶフランス語も素敵です。
 
 ☆ 今回この二つの塔にも登れるようになったのだそうです。☆
 
繊細で美しいパリを象徴する存在です。
 
どうでしょう
そろそろ人の数も少し落ち着いてきたかな・・・
 
 ☆ まだまだ長い行列ができていました。☆
 
って見たら向こうに長い行列ができていました^^
一度予約して観にこなきゃですね。
 
 
そして、ちょっとワープをして
こちらはいつものお散歩中に撮ったエッフェル塔。
 
 ☆ 青い空に白い雲をバックに ☆
 
ラ・ダム・ドゥ・フェール、La Dame de Fer
「鉄の貴婦人」
 
この呼び方もフランスらしい^^
 
空気が澄んでいたのでアップでも撮ってみました。
 
 ☆ 展望台にいる人が動いているのが見えます ☆
 
こちらも只今20回目となるお化粧直し=ペンキの塗り替え中
 
今までは赤茶色をしていましたが、
本来の色であるもう少し黄金がかった色に仕上げられるそうです。
 
ノートルダム大聖堂で活躍した様々な分野の職人さんがいて。
エッフェル塔も25人だったかな、
人の手で何年もかけて塗り直しが進められています。
 
 ☆ 今日もいい天気♪ ☆
 
色々進化しながらも
伝統的美意識のぶれないパリです。
 
 
そうそう、ノートルダム大聖堂が再建されていく様子や
職人さんの作業が見れてとても楽しいので
Rebâtir Notre-Dame de Paris さんのインスタのリンクを貼っておきますね。
 
よかったら是非^^
ではではまたです。
 
A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆