*Croquis de Paris No.443 ~ まずい記憶と おいしいご飯と ~ *

 

前回ブログをupした後、初めて買ってみたカサゴを醤油で甘辛く煮ていると、

ふと昔のとあるシーンが沢山蘇って来た。。。

 
1ここはどこでしょう?
 ☆ 写真がない^^;のでご飯シリーズ。さてここはどこでしょう? ☆
 
そこは実家の台所で、親戚がみんないる中に、
父と親戚のおじさんふたりの、3人が飲んでいるよく見たシーンで。
(注、あくまで子供目線ですから〜 間違って記憶している事って多いにありです)
 
実家に暮らす祖父母、そして父と母は普段のお酒は御神酒程度で
ほとんどお酒を口にしない。だがこのおじさん達は違う。
よく飲むのだ。
 
そして飲み出すと穏やかで楽しいお酒にはほど遠く、
互いに責め合ったりして、子供としてはとても印象が悪いものだった。
おまけに元々口数の少ない父、女中の様にお酒や料理を出す母。
なぜか親戚の中では本家の自分の家族の身分は低いらしく、
(幼いながらにそう思っちゃったんだろうね)
そんな扱いを受けながら、おじさん達の姿をじーっと
見つめてしまっていた私は、その目はなんや!と怒られ、
 
2シャンパーニュ「ル・セット」
 ☆ シャンパーニュで行った「ル・セット」☆
 
トイレに向かう途中の部屋で、
ひっそりとご飯を食べさせられていた私と兄に、おじさんは、
おまえら貧乏臭い食い方すんなっ
と言いながら、トイレに向かって歩いて行ったのだった。。。
(冗談でも、酔っ払っていてもショックなの、くすん)
 
 
子供の頃って。いっぱい思い出がある中でも、
恐ろしいことにこういうネガティブな事を良く覚えているもので^^;
おそらくは、母を守るという怪しい大義名分のもと、
仰る通りのひねくれた態度を私達はしていたのだろうと想像する。
 
3ここは?
 ☆ ここは?☆
 
一方で、祖父が大工、父が建築をしていた我が家は、
年に一度かたぶん2度くらいのペースで、働きに来てもらっている人たちを
ごくたまに我が家に呼んで宴会をしていた時期があった。
 
総勢15人くらいはいたのだろうか。
そのお酒の量と料理の量はハンパなく、宴会中に私はダブルカセットのラジカセで、
マイクを持って津軽海峡や北の宿などを歌い、大人達を楽しませていた。
歌ってる本人は嬉しかったか?と言うと、平気に振る舞いながら、
褒められる嬉しさよりも、独特の場の雰囲気への緊張が
心のほとんどを占めていた気がする。
 
4「カンティーヌ・トロケ」
 ☆ 付け合わせも豚耳も美味しい「ラ・カンティーヌ・ドュ・トロケ」 ☆
 
祖父の元に集う大工さんは皆比較的大人しく真面目な印象で、
一方父の元には、大げさなニッカポッカを履いたやんちゃなお兄さん達と、
仕事上がりに酒屋でワンカップを買って道ばたで飲んで、
顔を赤くしながら、お帰りぃと学校帰りの私に挨拶してくれる、
少し不器用そうなおじさん達がいて、お酒も余計に飲んでいた気がする。
 
大変なのはその宴会が終わった後、
もちろん当時の台所には食洗機なるものはあるはずもなく、全てが手洗い。
母の大変さを思う私は膨大なグラスや食器を片付けるのを一生懸命手伝った。
 
5ここは?
 ☆ ではここは?ふふふ・・・ ☆
 
さらには、先日無くなった母方のおじさんはユーモアのある
子供好きなおじさんで、ただただビールが好き過ぎて飲みが止まらず、
さらに根っこが生えた様にその場から動かないので、
私と兄はヨーダ、じゃなかった!ジャバ・ザ・ハット(スターウォーズの)
と呼んでいた。
 
最後の方におじさんの家を訪ねた時には、
ビールを飲みながら横に小さなゴミ箱を置いて、私たちがいるにも関わらず、
目の前で吐きながら飲んでいるのを見てしまった私は、
フランスに帰って来てからも、ゴミ箱に捨てられたビールの缶を片付けるにも
吐き気がした。
 
6N家最後の晩餐
 ☆ 懐かしの「 N家 」^^ ☆
 
そう、要はたまたま目にした環境に、こんなのが立て続いたもので
私はお酒や、部屋に煙るタバコに嫌悪感を抱いていた。
 
なのになぜか学生時代から周りに飲んべえが多かったのは面白い。
へたすりゃ普通の人より確率高いんじゃないか?ってくらい。
そして私は相変わらずお酒はほとんど飲めない。と言うより
化粧品も消毒も、とにかくアルコールを受け付けない体らしい。
だけど友人に恵まれて、わりと楽しくその場を過ごしてきた。
 
 
それが最近、またお酒の印象が悪くなりつつあった。。。
 
7ここは?
 ☆ じゃぁここは? ☆
 
 
で、「 ふと気がついた。(前フリ長っ!笑)」
 
ここ数年の流れでいうと、このパターンは
「もうね、あーた、その思い込みいい加減手放しなさいよ」ってやつだ。
 
それ、あなたひとりのちっぽけな人間の経験から来た思い込みですよと。
思い込みがある限り、
そこを毛嫌いして注目すればするだけ動けない。
手放さないと結局そんな事がまた続きますよ〜ってパターン。
 
逆に言うと、それが自分の思い込みから来た印象やら不安だって事に気が付くと
一気に物事がスームズに進んだり、予想を遥かに超えた展開が起きる事がある。
 
8コンサートの後行った・・・どこだっけ?
 ☆ 名前わすれた〜。ギャートルズみたい、笑。コンサート上がりに皆で行った、ルーブル近くのお店 ☆
 
一時期は、テーマが「きちんとしようとするのを手放せ!」だった。
すべてを詰め込んで効率よく、計画した通りに動こうとしてもうまくいかない時期。
行く先々で人身事故やら、崖崩れ、はたまた恐らくは殺人現場?;;
その頃は、まさかの出来事によって身動き取れない状態になる事が多かった。
 
それが今は、まさかの展開で諦めかけていた事が叶う瞬間に立ち会う事の方が多い。
 
9ここが?
 ☆ で、ここが♪ ☆
 
はたまたひどい時にはいわゆる、
「人間の下の部分も含め、汚物を異常に汚いと思うのをやめてくれんかね 」
って思わさせられる事件が立て続いた時があった。
そう、それは元々人間に備わっているもので、つまりは自分も持ってるわけだから。
 
と、言い出したらキリが無いんだけど^^;
 
 
要は、なんでこんな事が続くの〜!(プリッ!)って時は、
たいてい思い込みを解除する時がやって来てますよーって合図なわけで。
 
つまりは、
「 まだあったか私の中に。開放すべき感情が。」って発見する時期なわけで。。。
 
10ラスト「プロロンガシオン」
 ☆ バスク料理をカジュアルに頂くなら「プロロンガシオン」♪ハツ美味し〜 ☆
 
って書いてたら、旦那さんから
「今日も飲み会です」のメッセージ が来た^^;;;
(これ、これでも口数少ない旦那さんの頑張ったメッセージ、
 言っとかないと怖いからだろう、笑)
 
えーっと、毎日飲み会行ってる気がするのは気のせいか!?
あ、今日「も」って書いてるか。
そこで返事を、
 
 心の整理はつかないけど、楽しく行ってるならいい、
 仕方なく行ってるならそれはどうかと、
 そして風邪治す気あるのかい?
 飲むからイビキ半端ないぞ!勇気を持って楽しむべし!
 
と、さんざん打って、
 
「ありがとう楽しんでくる。」
「今日は遅くなります。」と旦那さんの返事
 
11夏の終わりに家族で
 ☆ で、学校が始まる前に家族3人で行った、☆
 
 ってまぁ良いんだけどね。胸がざわざわするだけさ。
 静かに寝に来るんだよ〜
 
と付け加えておいた。
(それはまさに「皆のもの、起こすでない!笑」と締めて、
 前回ブログをupした、その数時間後の出来事なわけで・・・)
 
 
「了解」
 
って、私旦那さんの10倍は喋ってるし、笑
 
・・・結果、
昨日はまぁまぁよく眠れた、笑
”遅くなる”と分かっていれば眠れるらしい。単純だ。
 
12美味しかったよ
 ☆ 夏メニューの「ラ・カンティーヌ・ドュ・トロケ」☆
 
***
 
不思議。
こうして書いちゃうと、記事をupするまでに、
すでにもうどうでも良くなっちゃうくらいに軽くなるのよね。
 
子供の頃に刻まれたものって偉大だ。
これからもどんどん荷を軽くしていこう。
 
 
 
 
A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆