Designersdiary

*Croquis de Paris No.378 ~ フランス愛 〜 *

その昔、
痛みと悲しみは一緒だった、でもそうではなかった。と書いたことがあって

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 ☆ 怪しい雨空の元、娘を乗せてお誕生日会へ向かいます。☆

最近思う。
たぶん、これって自分の痛みだけではなく、人の痛みにまで自分の悲しみや寂しさを感じて暮らしてたなぁって。

恐らく、自分の痛みを感じる時に悲しかったから、人の痛みも自分の日々を悲しい物にするものだと思ってたんだろう。

記憶を遡ってみると、そういう育ち方をしたのかもしれないし
もしかしたら、相手を心配している(と自分は本気でそう思っている)気持ちには、相手の痛みによって受けとった自分の不安をなんとかしたい部分が見え隠れしているのかもしれない。

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 ☆ ここんとこ忙しかったから、ちょっとしたドライブ気分 ☆

ちょうど去年の今頃、大学時代からの親友のKちゃんがスウェーデンから遊びに来てくれた。
その時どうにもならない不安な頭痛を抱えていた私だったけど、なんとか遊ぼうと頑張っていて。でもやっぱりしんどくて、なかなか辛いしプラスなんだか悲しくて。

すると数日後 Kちゃんが言ったひとことに驚愕

「分かってたけど、無視しててん。」

ぬおーっっっっっっとビックリした。そんな捉え方もありなのか。

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 ☆ ちょっと迷ってサンマルタン運河あたりをグルグル。☆

すると、である。

すると、一瞬にして痛みがサァーっと引いて行ったのを自分の中に感じて。
その後の体調の好転的な変化はご覧の通りで*^^*

なんだろうね、あれ。
一生懸命 痛みと悲しみを大切に大切に自分が抱え込んでたところに、
ぬわに!? 放っておいていいんだ!という衝撃で
私何を大切に抱えてんだ!? と、一瞬自分が滑稽に思えた瞬間。

そこにきて、無視!? というなんともこちらが発想出来ない発想を聞いて、
度肝を抜かれたと共に、そっかぁ、そんな考え方があるのかと妙に感動して、痛みまでふっとんでいったを覚えている。
(これが親とかだと、なんで心配してくれないの!とか思っちゃってたかもなぁ^^;)

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 ☆ ここらへん走るの何年ぶりだろう〜♪ ☆

深刻に心配する事はもちろん出来る。
でもあえてその人の痛みを勝手に受け取らない。騒がない。
親友が私にとった、勇気と態度だと思う。

身内の病気や痛みと、幸せは別。
色んな大変な出来事と、幸せは別。

なにも問題が無い事が幸せ、もちろんそうなのかもしれないが、
なにかあったって、幸せは平気にその横に存在しているんだと思う。

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 ☆ お誕生日会の終わり時間待ちカフェ。ほっくり*^^* ☆

今回娘がギブスで車いすの生活になった。
昔の自分だったら、そしてそれが自分自身だったら、けっこう暗〜い日々を過ごしていたんだろうなぁと想像する。

が、しかし。

うちの娘は明るい(笑)

ギブスの石膏でそこら中汚れようと気にしない。
実際布団はポロポロ石膏だらけ。でもまた平気でその上で寝ることが出来る。

あんなにいつも面倒くさがっていたお風呂。
頭を洗ってあげたり、シャワーを浴びさせてあげると
「はぁ〜、お風呂って気持ちいいわ〜♡」と超ご機嫌
(ギブスが外れてからもそう言ってくれることを願うわ^^;)

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 ☆ 所狭しとみんなお昼寝中の公園で娘をピックアップ ☆

旅行前から決まっていたお友達の誕生日会。
テアトルの席はすでに取ってもらってるけど場所は遠い。
が、本人行く気満々^^;
ギブスをしているし車いすで、こんなんで参加していいの??? 迷惑でしょ!? と不安になってお友達のパパさんに聞くも、
僕は会場に行った事無いけど、大丈夫でしょ♪ と言う。(ほんとに?)

たまたまこちらも車があるし、ちょっと、いやかなり悪いなぁと思いながらも
テアトルに到着したら案の定、そこは地下に続く急な階段で^^;
でも、劇場の人も向こうのご両親も全然平気
足が伸ばせる良い席見つけたよ〜。とか、劇場の人もスイスイと車いすを下ろしてくれて。

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 ☆ おいおい、ちゃっかりサッカーしてるやん。☆

結局、娘もめちゃめちゃ楽しめた様子♪

司会者の人がいて、チーム対抗で歌のタイトルを当てたり踊ったり。
最後優勝したチームやお友達にメダルが配られる中、
司会の人からギブスでの参加を褒められてメダルを首にかけてもらい、ひとり会場のみんなから沢山の拍手をもらったんだよ☆
と向こうのご両親から興奮気味に話を聞いた。

迎えに行った公園ではちゃっかり松葉杖でサッカーしてるし(笑)

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 ☆ 楽しかったね〜良かった良かった♪ ☆

帰り際、このお誕生日会はこちらが日本に帰ってしまう前にと
いつもより一週間早くスケジュールをくんでくれていた事を知った。

もし「相手へのご迷惑を考えてこちら側があえて身を引く」なんて、
そんな事をやってたら、逆にCちゃんを悲しませる事になってたのね^^;

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 ☆ 久しぶりの日常を感じた日 ☆

朝は朝で、車いすの私たちを見つけた同じクラスのママさんが車で送ってくれることになった。(ほぼ初対面)
本当は申し訳なくって、いやいやいいです、って断ってしまいそうになるけど。

迷惑?へ?何が?当然でしょ?っていう、フランス人が本当に頼もしい。
ここで本当に断っちゃってたら、そのダイナミックな愛を感じる事は出来てなかったと思う。

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 ☆ コンコルド広場ではキャトルズジュイエ(7月14日)の準備も着々と進んでいる様です。☆

最近の自分の中の流行は、あのフランス人たちの、体つきも喋りも堂々とした、あの姿勢が好き。(ハッタリもあり、笑)
もちろん、そうでない人もいるんだけど。感情のまんまで一見冷たいと言われることもあるフランス人。
でも、基本根っこから本気で愛情深いんだよなぁ。
他にも言い尽くせないくらいそんな事を感じる日々。

引っ越しして1ヶ月半。すっかり日本人の声は聞かなくなり、
ドイツ語、ポルトガル語、英語、etc…
外ではユーロサッカーで毎晩の様に外国語の喜びの歌が聞こえる日々。

A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆