*Croquis de Paris No.353 ~ ☆2016年 新年明けましておめでとうございます☆ ~*

明けましておめでとうございます☆
年が明けてひとっ飛び、一瞬にしてパリに帰って来ました^^

遅くなったけど、4日の月曜日に更新しています。
学校も始まって、久しぶりにまだ日も昇っていない朝のパリを歩いて
暗い中でそこかしこの犬の落とし物をギリギリセーフでよけては
ボナネ〜♪と知り合いのママさんとほっぺでキスして帰って来ました。
こちらもわりと暖冬の様で、同じ様な気温なのに日本より寒く感じないのは
やはり湿度が関係してるんでしょうね。

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 ☆ 太陽が昇るのが朝の9時近く。今年初のパリの朝日に、お早う♪ ☆

さてさて、年末にはお餅つきをしました。
と言ってもぺったんぺったんは機械におまかせ
母がちぎって子供達が丸めて・・・

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 ☆ 年末のお餅つき(ついてないけどね)

多少不細工でも、可愛らしいたくさんのお餅が出来ました♪
出来立てのお餅をきな粉で頂いたら、最高☆
いとこの家族もやって来て皆で食べたのでさらに美味しかったです。

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 ☆ 昔つるっつるのピカピカに仕上げるのが得意でした♪ ☆

そして大晦日はご先祖様のお墓参り。
12月31日は几帳面な性格の申年の祖父が亡くなった忘れられない日でもあったりして。

お天気はここに来てとっても暖かく
といっても、今回の日本での私は冷え冷え、結局キンキンに冷たくなった指先が温まることはこちらに帰って来るまで無かったかな^^;
(思わず、今まで持っていなかったヒートテックやら、こちらに住んでから着なくなったセーターやらを結構買い足して帰ってきました)

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 ☆ お墓参りもピーカンのお天気。海に近いけど風もなくて暖かかったです。☆

最近はここまで冷えきってしまう事が無かったのに、少し心当たりが・・・
数年前までは完全な冷え性だったのが、色々あって低体温も冷えもほとんど無くなった今、ここまでになるのは、頭で平気と思っていても、体や心が正直に反応して末端まで流れが届かないでいるとき。

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 ☆ さぁ、年が明けました!子供達もお待ちかねの〜お年玉。初めての日本円でのお年玉♪ ☆

そう、今回はなかなかの激しい我が家でした。というより父がかな、笑。
もう随分と色んな事に対して平気になった今の私にとっては、こんな指先の感覚は久しぶり。

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 ☆ 実質年明けは元旦しかいないので、皆で近所の神社に初詣 ☆

いやぁ、四六時中喋りっぱなしの父^^;
年齢、体、仕事、不安、怒り、悲しみ、過去の苦い思い出、知人の死、自分の母への思いetc・・・
それが一人の人間の中でぐるぐる回って、超前向き!?な父は、そもそも父にとってはそう見える現状を、こう変えたら良くなるのではないかと、こうしろああしろと皆に問いかけて来る。
医者にも、知り合いにも、自分にも、家族ならばなおさら。
そして、自分が言えない相手には家族を使ってそう言って来いと言う。

本当のところは解決したい問題は過去の父の中にあって、目の前の出来事にはないはずなのに。日々の暮らしに問題を見つけては解決したい、治した良くなったという結果がみたい、頑張りたい、その繰り返し。

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 ☆ 今年は特別に獅子舞の奉納があり、貴重なタイミングに出会えました。☆

昔の私はいちいちそういう言動に突っかかっては、喧嘩ばかりだったっけ。
父が吐く理不尽なセリフに、逐一戦いを挑んで行ったっけ。

等の本人は実のところはこちらを見ていないのだというのに・・・

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 ☆ 父もこの天狗の鼻の低い方を演じた事があるのを今でも子供の頃の記憶ではっきり覚えています。背も高くてカッコ良かったのよね。☆

そうしているうちに数年前から私の中にほぼ本気の怒りは消えて、今はわざと軽く毒を吐いてみるのみ(こらこら、笑)

父自身がやりたい事さえも、誰かがこう言っていた、こう教えてくれたんだと言わないと否定されると思って長い修飾語で取り繕ってでしかセリフを言えない現状にしてしまった、こちらの一般的な正しさも、父にとっては圧力に感じていたのだろう。

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 ☆ 娘も興味津々。だよね〜、初めて本物見れたんだもんね*^^* ☆

なんだか寂しいなぁ^^;
こんな良い人なのにさぁ。そのまんまで取り繕わなくても、周りは大手を広げて受け入れてくれるというのにさぁ。

・・・とにかく放っておこう

ほ〜らこっちの世界は怖くないよ〜
(まずこれを読む事はないだろうけど、笑)

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 ☆ 地元の青年団の方達かな。お囃子も生演奏、今でもこういう文化が残っているのは素敵です。☆

そんな、気にならないと言いながらもBGMの用に常に流れる父のセリフは、
どうってことないと思いながらも指先まで寒くなる感覚をこれでもかってくらい味あわせてくれた日本でした。

珍しいなぁって思う。自分がこんな文章を書くのも^^;(正月からスミマセン)そのくらい強烈な日本でした。

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 ☆ 私の祖父、娘にとってひい爺ちゃんが建てた社務所が今もここにあります。☆

なんせ、仕事もほっぽり出して急遽自分の用事で帰り、その用はあっさりと解決。(実は父に呼ばれて帰ったのではないのか?って思ってみたり)
とはいえ終日手伝いもせずに親に甘えて居候させてもらって、おいしいご飯を食べて、娘も従姉妹に友達に爺ちゃん婆ちゃんみんなに超可愛がってもらって、色々あれども結局は有り難い幸せな時間を過ごした日本でした。

っていうか、何よりもそうさせてくれた旦那さんに感謝。

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 ☆ 今回おみくじは母娘揃って常に大吉。生姜湯も美味しかったね。☆

で、超長くなっちゃったけど、笑

お正月は実質元旦の一日だけなので、初詣は近所の神社へ。
貴重な獅子舞の奉納を生で見れて娘も大喜びでした♪

鼻が低くても天狗なの?獅子舞にはくるくるした柄のと紅白の柄の子がいるんだね。(紅白はお正月仕様かな?)色々と発見もあった様です。

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 ☆ 歩いて帰る道すがら、クローバーの様なこの葉っぱは、カタバミ?オキザリス?花言葉は「喜び、輝く心、母のやさしさ」☆

参道には私の祖父の父の名前も彫られた小さな石柱が並んでいて、
祖父が建てた社務所の前で、娘と爺ちゃんである私の父との二人を写真に撮りました。(曾祖父、祖父、父、私、娘、おお、5世代揃ってる!)

もの造りをしていると、こうして今も残る祖父の作品を見る事が出来る事が嬉しくてまた、それを嬉しそうに孫に語る年老いた父の姿も愛おしかったです。

そういえば昔、小学校の作文で父について大大大好きって締めくくったわざとらしい文章を書いたなぁ・・・
今なら分かる当時の自分。そう、めっちゃ嫌いだったから、父が。笑

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 ☆ おまけ。「行きと帰りで猫変わってるや〜ん!」ということで行きと同じ位置に違う猫がいる風景を思わずパシャッ。「行きの猫撮っときゃ良かった〜」☆

それが今や正月早々こんな文章を綴る自分がいるのね^^;
それ相当に自分も年を取ったと認めざるをえない今日この頃なのでした。

ではでは、今年もこんなんですが(いいのかな)
母業に仕事に遊びに、今年もとことん楽しみます♪
どうぞよろしくお願い致します☆

A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆

*備忘録*
たまたま同時期に読んでいた長田弘さんの、「記憶のつくり方」の詩集がとてもリンクしていました。

「鳥」というタイトルの長田さん自身の幼少の頃の話。

そして、この本の中で紹介されていた以下の言葉

「人が生まれる時は柔らかで弱々しく、死ぬ時は固くてこわばっている。
 草や木が行きているあいだは柔らかでしなやかであり、
 死んだときは、くだけやすくかわいている。だから、
 固くてこわばっているのは死の仲間であり、
 柔らかで弱々しいのが生の仲間だ。」
『老子』

「そう考えない自由が私にあるのだ」
「いったいいつ、きみは単純であることを楽しむ様になるのだろうか」
『マルクス・アウレーリウス』

柔らかくあれ 自由であれ 単純であれ
muneko