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*Croquis de Paris No.321 ~ オルレアン No.3 オルレアン美術館とグロロ邸 ~*

こんにちは^^
今回はちゃんと予定通りに更新を(笑)

さてさて、これまで2週に渡ってお送りして来たオルレアンもこれが最後。
ジャンヌ・ダルクの家を見て、考古学博物館を回って、中心地となるサント・クロワ大聖堂を見たら、
お隣のオルレアン美術館へ♪

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 ☆ とにかく、思っていたよりも規模がでっかいオルレアン美術館 ☆

フランス革命の際の1797年創設。
こちらには、イタリア、スペイン、フランダース(ベルギー)、オランダの古典絵画と17~18世紀のフランス絵画を中心に展示されていて、1万点の素描、5万点の版画、中でもパステル画はルーブル美術館につぐ規模なんだそうです。

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 ☆ もう終わりかな〜、と思ったらまだまだ続きます。☆

え〜?行くの〜?と旦那さんの心の声が聞こえて来そうですけど(笑)
時間もあるし、せっかくなので行っときましょう♪ と入った美術館でしたが、玄関からは想像もつかないほどに広いし点数も多いです。

しかもこの日はほぼ貸し切り状態^^

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 ☆ 左下の作品はジャン・シメオン・シャルダン《丸眼鏡の自画像》☆

素晴らしい作品が沢山。のところをどんどこ進みます(こらこら)
ゆっくり見たい方にはオーディオガイドがお薦めかもです。
というのも、素敵な作品が多いのに、いわゆる日本人好みの有名どころは少ない印象でした。

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 ☆ 胸像と肖像画の部屋。おっと、そこにいるのは・・・☆

途中、「疲れた〜」の娘と何度も休憩しながら。

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 ☆ モリエール像、このなんとも言えない雰囲気が好きだったなぁ。☆

モリエール、懐かしいなぁ。
小学生の頃絵画教室でお世話になったおじいちゃん先生の、最後の形見分けで頂いたのがこのモリエールでした。
たぶん今でもうちの実家の物置に眠ってると思う。大学でも結構デッサンしたけど、当時は名前以外にこの人がフランス人の役者で有名な喜劇作家さんだったなんてことは全く知る由もなかったなぁ。今やそのモリエールが生まれたパリに住んでる私。人生何があるのか分からないもんです。

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 ☆ レンガ作りの特徴ある建物 ☆

とまぁ、そんなこんなで(笑)オルレアン美術館をサクッと後にして、
そのまた近所のグロロ邸に到着☆

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 ☆ 何気なく置かれてある様に見えて、このジャンヌ像にも歴史の爪痕が残っていました。☆

入り口に飾られたジャンヌ・ダルクの像をよくよく見てみると、穴や凹みが。
受付で聞いてみると、これは第二次世界大戦で受けた傷跡なのだそうです。

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 ☆ ここで結婚式が行われるのでしょうね。素敵なお部屋 ☆

簡素で優美
オルレアンの判官だったジャック・グロロがカルヴァン派建築家のジャック・アンドレ・ド・セルソウに依頼して1552年に完成した邸宅。
フラマン様式を取り入れたスネッサンス式で建てられているそうです。が、建築の専門様式に関してはまだまだ実感出来ていないのが正直な所。好きとか、嫌いとか、あそこと似てたね〜、とかその程度です。建築は奥が深いなぁ・・・

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 ☆ ステンドグラスも印象的 ☆

1790年には邸宅内に市庁舎が置かれ、30年前までオルレアンの市庁舎として使われていたそうです。
向かいに新しい市庁舎が出来たので、今は市民が結婚式を上げたりいくつかの市の行政機関が入っている他は、一般に無料で公開されています。

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 ☆ 分かりますか?最後のページの日本語が反転しちゃったんですって。確かに読めない文字が反転してても気がつかないですよね。☆

そうそう、入場は無料でしたが、パンフレットを1ユーロでフランス語(娘)、日本語(私)用にそれぞれ買いました♪
というのも、日本語って、漢字にルビが打たれていないと子供には読めないんですよね^^;
例え意味が難しくても、とりあえず読めるアルファベットだけで書かれたパンフレットの方が子供には楽なんです。

それにしても、ここの受付のおじさんが可愛かったです。
日本人なのにフランス語通じる事を喜んで、「おれさぁ、今回のパンフレット、間違って日本語逆に印刷しちゃったんだよ〜^^;」って。(上の写真)

めっちゃ、お茶目なおじさんでした^^(大丈夫大丈夫、なんとか読めるって♪)

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 ☆ 裏も可愛いグロロ邸 ☆

裏庭にも回ってみました。
花が沢山さいている奥のベンチではみんながゆったりと休まれていて、とってもいい雰囲気の場所でした。

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 ☆ パッケージが可愛いショコラトリー・ロワイヤル ☆

その後は1760年創業の老舗のチョコレート屋さん、ショコラトリー・ロワイヤルに立ち寄って旧市街へ。

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 ☆ アルザスの方の景色を思い出しますね。☆

木組みのお家が可愛いですね。
ちょっと小腹も空いて来たので、プラス・ドゥ・シャトレ(シャトレ広場)でお茶をして、最後の目的地に向かって歩きます。
街の外れ、異国情緒たっぷりな景色を歩いてやっと到着♪

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 ☆ やっと到着^^今日はここからお祭りが始まります。 ☆

『ラ・ポルト・ド・ブルゴーニュ』
そう、今回の旅のきっかけとなった、ジャンヌ・ダルクがオルレアンに入った4月29日、まさにその日のこの場所に行ってみました☆
もちろん、今はその門も存在しないのでこれは今日の夜行われるお祭りの為にセッティングされた門ですが。

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 ☆ 1429年の当時はどんな街だったのでしょうね〜 ☆

とりあえず、外から街に入ってみる^^

「おしっ、満足。帰るべ!(笑)」

いつもわがままなママにお付き合いありがとう、家族の皆さん。
一緒に楽しんでくれてる、よね!?

すぐ忘れてしまう私なので、記録がてら付けてるこのダイアリー、
日帰りの旅なのに、沢山書いてしまったにも関わらず読んで下さった方にも感謝です☆

次回はもうちょっとゆる〜いダイアリーがUP出来るかな。
ではでは、また来週に♪

A la semaine prochaine ♪
☆MUNEKO☆