*Croquis de Paris No.163 ~印象派が愛した『エトルタ』~ *

皆様こんにちは。
昨日のパリは20度を超える暖かさでした。
やっと春らしい日が来たのね!
と思ったのもつかの間、また明日から冷え込むそうです。

さてさて、ブリュターニュ地方のサン・マロに始まり、
先週はそのお隣のノルマンディー地方に入って
世界遺産のモン・サン・ミッシェルをお伝えしました。
雨にあられがひどくなってきたので、これはもう帰ろうとパリに向かって
車を走らせた私たちでしたが、車を走らせれば走らせるほど、
向かう先に青空が広がってくる・・・。

高速の制限速度は130キロ。
この調子でいけば、もともと行く予定だった『エトルタ』に
雨がやってくる前にもしかして行けちゃうかも!?と言うことで、
パリへの道から北にそれて、やっぱり大好きなエトルタに寄って帰ることに。

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 ☆ 『エトルタ』に到着 ☆

「じゃじゃ〜ん♪」
って、着いて早々トイレなんかを探している間に
もう雲に追いつかれちゃったんですけど(^^;)

誰も下りてないけど、昔来たときの気分で浜辺に下りてみる。

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 ☆ 左側に見えますのはアヴァルの崖にございます。☆

すると雨も降ってきましたけど(^^;)

その昔、まだ道も悪くここに来るのが困難だった時代。
真っ白な岸壁に囲まれた美しい景色を描くために沢山の風景画家が訪れた
というこの町。印象派のモネやクールベがこのエトルタの海を題材に
沢山の作品が残されているそうです。
残念ながらこの天候のためにその真っ白に輝く岩肌と
青い海の様子は見ることが出来ませんでしたが、それでも十分な見応え。

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 ☆ 右に見えますのはアモンの崖です。☆

そして右の断崖の上に見える小さな教会が見えますか?
普通、この下から岩を削って作られた階段を上って行くのですが、
この雨風の中ではとても行けそうにありません。

たしか車で行けたはず。
だけど道に迷って、やっぱり帰ろうかと諦めかけた頃・・・

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 ☆ 着いた〜 ☆

着きました!
しかも、雲の間から光が差してきた!

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 ☆ ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド教会 ☆

「ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド」
(ノートルダム=我らが貴婦人、ギャルド=見張り)
まさにその名の通り、エトルタの小さな町を見守るように建っています。
素敵。。。

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 ☆ 石造りのしっかりとした作りです ☆

小さいけれど、素朴に佇む石造りの教会。
天に向かって絞られたフォルムがさらに印象を深めます。
中はどうなっているんでしょうね。

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 ☆ 教会からの眺め ☆

目の前には光りを浴びるエトルタの海。
危なっかしい天候に見舞われながらも、充実した旅でした。

さ、帰るぞ〜。

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 ☆ 見えますか?向こうに虹が出ています。☆

気まぐれに現れる晴れ間と太陽が作った虹。
そしてまた雨雲と追かけっこをしながらパリへと帰路についたのでした。

短い旅の長い日記(^^;)にお付き合いありがとうございました☆

***
ちょうど日本では映画「ル・アーブルの靴磨き」が公開されていますよ。
監督はフィンランド出身のアキ・カウリスマキ監督。
モネが育った、作品「印象・日の出」でも有名なエトルタからほど近い港町
ノルマンディーの美しい港町ル・アーブルで撮影された映画です。
京都ではこの週末から公開。
もしお時間がある方は見てみて下さいね☆

ル・アーブルの靴磨き
http://www.lehavre-film.com/index.html

母の日ですね。ありがとう。
A la semaine prochaine !
☆MUNEKO☆